スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

犬の話① 4/9

「手伝って欲しいか?」
と、声をかける
彼女は一瞬こちらを振り向くが、またすぐ床をバリバリ掘り始める

「おーい、手伝って欲しかったら何とか言えよ
もう一度聞いてみる、彼女はクルクル回ってプリプリとウンコを返してくれる

「ああ、そうですか、あたしの相手どころではないですかよ」
酔っ払いの言いがかりはそのくらいにして手伝うことにする


まぁ、仕方がない、彼女は出産経験もあり、赤子をひねり出すのもそこそこ上手いのだが
シーズは肩がかかって出てきにくい事がある

それに歯並びが悪いのでヘソの緒を咬み切るのが下手なのだ
糸とハサミを準備して待つことにする

小一時間ほど 掘る→座る→立つ を繰り返していると、陰部からプクーと風船が出てきた
(あー出た出た)
と、思うがまだ出来ることはない、しばらくそのまま様子を見守る
するとだんだん風船が大きくなってくる


inu01_04.jpg


(そろそろかなぁ)
と、摘まんでみると足から出てきていて逆子である

でも、まぁ、それはそんなに気にならない
結構当たり前にあることなのだ



                       ーつづくー 

                     次回  3月中旬予定

犬の話① 3/9

ここで犬の出産について少し

犬は交配(受精)してからおおよそ58日~63日くらいで出産にいたる
約2か月ってとこである
諸条件にもよるが3~6頭くらい出てくるのが多いのではなかろうか

同一犬種であれば、身体が大きく骨格のしっかりした個体は多産で安産な傾向があり
身体の小さく線の細い個体は小頭数で何らかのトラブルが起こる確率が高い傾向があると思う
(小さい奴を産ませるのは怖いのよ)






…次の日、仕事を終えて職場でそのまま飲んでいると23:00を回っている、そろそろ帰ろうかと支度をしていると出産部屋がガサガサとやかましい、



inu01_03.jpg




覗いてみるとケージの中の新聞紙やシーツがグシャグシャになっていて、彼女がバリバリと床を掘っている
「あ~始まるのか、頑張れよ~」
と、出口に歩を進めるが
(見てしまった以上そういうわけにもいかないか…)
と、引きかえして戻る


                       ーつづくー 

                     次回  3月上旬予定

犬の話① 2/9

犬のお産といえば

ず~っと付きっきりで、あーだこーだと手をかけて取り上げてやる
という印象があるかもしれないが実際はそうでもない

いや、手をかければいくらでもかけられるのだが出来れば自力で産んで欲しいと思う
出産というのは何故か忙しい時や深夜に始まるもので正直しんどいのだ(交配しておいて何だが)



inu01_02.jpg



彼女には
「おい、手伝って欲しかったら昼間に産みな、一人の時は自力でなんとかしろよ」

と、念入りに声をかける



                       ーつづくー 

                     次回  3月上旬予定

犬の話① 1/9

今まで犬の話は書いてなかったのですが、何よりも犬を扱ってきました
実はかなり犬屋なのです(犬売り的な意味合いではなく)

犬は存在が当たり前すぎてなかなかお話にならなくて…

ではでは犬の話




目の前にお腹の膨らんだ犬がいる、彼女は出産間近なのだ



inu01_01.jpg



お腹の下がり具合からすれば今日、明日には産まれそうな感じでさながら巨大な幼虫みたいだ
すでに昨日のうちに毛刈りは済ませて、いつ産気づいても良いようにはしてある




                       ーつづくー 

                     次回  2月下旬予定
プロフィール

sanchz

Author:sanchz
職業動物家

現在
「パンプキンファーム」オーナー

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
スポンサードリンク
検索フォーム
リンク
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。