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病院に行った話① 9/11

「ぐぅ」

予想はしていたとはいえこれは流石に痛い
出来立ての生傷をグリグリ掘られているのだから当たり前ではある。

歯を食いしばるため奥歯がキリキリする、何か噛むとはこの事だったのか。

それにしてもグリグリが長い、いいかげん下半身がモジモジしてくる
それを見ていたK看護師が声を上げる

「あー痛い痛い、先生それは痛いですよー」
(あんたは見物人か)

「ん?大丈夫、こいつは肋骨折られても平気な顔してる奴だよ」
(いや、平気じゃないし、そもそも何年前の話だ)

「あーなるほど」
(あんたはそれで納得するのか?)


hospital01_09.jpg


そんなやりとりをしているうちにガーゼを残して金属棒が引き抜かれる
痛みが消え、身体の力が抜け、正直ホッとする、こめかみに汗が流れるのを感じて

「ふぃ~」
と、吐息が漏れる。
しかし、ホッとしたのもつかの間、

「じゃ、次にいこうか」
C先生の一言で、あと2つ傷がある事を思いだして気が遠くなる。

仕方がない、覚悟を決めて治療を受けようと気合を入れ直し、K看護師に声を掛ける。

「ねぇ、そこのタオルちょうだい」
もちろんねじり鉢巻きにする為である。




                       ― つづく ―

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