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若気の至りの話① 8/10

ここであたしの服装について少し

当時、イベント仕事の時は衣装として、アフリカ自然公園の監視員のイメージで
迷彩柄を着ていることが多かった

この日はデザートタイプの迷彩パンツに白いベストとバンダナ
腰の装備ベルトにはニッパーとハンマーが刺さっている


テントの裏とはいえオープンスペースである、こんなナリの人間が警官3人がかりで連れ出されたわけだ
傍から見ればなかなか素敵な光景だっただろう、ベレー帽を被った私設自警団員も集まってきた

(あ?何だよ、てめーらも見た目あたしと変わんねーだろよ、文句あんのかよ)
と視線を向ける、1度怒るとたちが悪いのだ



wakage01_08.jpg



「俺もあの言い方はないと思うわ、だが捨て猫を持ち込まれてもどうしようもないのよ」
年配のポリスが肩を組んだまま(暴れるのを防ぐため?)話しかけてくる

「ネコを引き取れなんて一言も言ってない、相談に来ただけだ
それを…○○××…ぎゃあぎゃあ…あいつだけは許さねえ、ここへ連れてこい」

と駄々をこねる

「まぁまぁ、○○さん…」

(そういえば、何でこの人はあたしの事を知っているのだろう?)
聞いてみれば、以前、脱走動物の捕獲で一緒に仕事をしたことがあるらしい
所属の所轄も近くで何かと付き合いがあるようだ

「ここは俺の顔に免じて治めてくれないか?」
こう言われるといつまでも怒っているわけにもいかない、それに流石は年配のポリスだ
なだめられていると段々落ち着いてくる

実際、切れた時というのは引き所が難しい、この場は彼が引き所を作ってくれたのだ
ありがたく乗っかることにする

年配ポリスと若ポリスに、暴れて悪かったとゴメンナサイをする、握手をしながら

「でも、あいつにだけはぜってー謝らねえ」
と言うと苦笑いをされる

いつまでも現場を留守にするわけにもいかない
今起きた事をクライアントや代理店に見られてないことを祈りながら自分のブースに向かう






                   ― つづく ―

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「パンプキンファーム」オーナー

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