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若気の至りの話① 6/10

あーだ、こーだと話していると、近くにいたご婦人が

「1匹なら私が連れて帰りましょうか?」
と声をかけてくれる


wakage01_06a.jpg


(よしきた、今まで数十匹の捨て猫を里子に出した手腕をみせてやる)暫くご婦人と話し込む
話があらかたまとまった頃

「ひどい事する人がいるよねぇ、お巡りさんが沢山いるんだから捕まえてくれれば良いのにねぇ」
と、ご婦人がおっしゃられる

「あはは、そうですねぇ」
笑って答えながら(ああ、そうか)と思う

今回は大規模なイベントなのでホコテンには警官詰め所が数カ所有り、多数のポリスが巡回している
ネコを捨てられたのは仕方ないとして、後々何かのトラブルになっては面倒だ
せっかくポリスがいるのだから、捨てられたという届けは出して記録を残しておこう

100m程先に警官詰め所があるのは先ほど確認している(サボっていたときに)

「ちょっとポリスに届けてくる」
ブースはスタッフに任せて警官詰め所に向かう

警官詰め所は大型の白いテントで、数人のポリス達が仕事をしているのが見える
中に入ると近くにいた若いポリスと目が合ったので話しかける



wakage01_06b.jpg




「○○のブースで仕事をしている者ですが… … ブース内にネコを捨てられたんです…」

「はい?」

「それでウチで保護しているのですが一応、届けを出しておこうと思いまして」
と、説明する

「…ああ、でしたらこちらでお名前を…」
ひょんな話に戸惑いながらも対応してくれる

「よく捨てられたりするのですか?」 
ポリスに聞かれる

「いや、現場に捨てられるのは初めてです、何かいい方法はないですかね~」

と、書類を書きながら若いポリスと話していると
3列に並んだ長テーブルのいちばん奥から4~50代のポリスが弁当を食べながらこう言い放った

「あんた、俺らに捨て猫なんて言われても知らんわ、ここに連れて来るなよ
邪魔だったらお前もどこかに捨てればいいだろ」






                    ― つづく ―

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「パンプキンファーム」オーナー

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