スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

病院に行った話① 7/11

「Kさん、あれやるから用意して」

「えーあれですかぁ?」
K看護師が不満そうに言う

「こういう傷はあれするのが確実だよ、少々痛くても化膿させるよりいいだろ」

「はーい、分かりました、○○ちゃん、こっちにおいで」
あたしは、ドクターと看護師の不安を煽る会話を堪能して処置室にノコノコついて行く。

ここで〈あれ〉という治療について少し

ようは消毒処置なのであるが少々ハードな手法で
傷口に消毒綿を金属棒で押し込むのである。

動物の咬まれ傷というのは、口内に様々な細菌が巣食っているので化膿しやすい
下手すればリンパごとに腫らして入院なんてことにもなる。

表面は小さく奥に深い事の多い動物傷にはとても有効な手法なのだろうと思う。



hospital01_06.jpg



傷口を拭きながらK看護師が話しかけてくる

「私ね、あれするのあんまり好きじゃないんだよね」

「ん?」

「だってさ、すっごい痛そうじゃん」

「痛いのはあたしなんだし、いいじゃんよ」

「でも、抑えるのは私だし心が痛むのよねー」

「なんだそりゃ、まぁ、なんにせよ処置前の患者に聞かせる話じゃないんじゃね?」

「あら、そうだったわね、じゃ、大丈夫よ…だぶん」


これほど信用出来ない大丈夫は聞いたことねぇ。







                       ― つづく ―
スポンサーサイト
プロフィール

sanchz

Author:sanchz
職業動物家

現在
「パンプキンファーム」オーナー

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
スポンサードリンク
検索フォーム
リンク
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。